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原発事故で放浪する家族のその後

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早いもので福島原発事故から6年が過ぎ
記憶も薄れかける中で
思い掛け無い訪問者が有りました。
H君
彼の人生は原発に振り回された
波乱万丈の人生です。

彼のプロフイール



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彼は心理学を専攻して大学院まで出た男です。
何を思ったのか
オーセブンに入社して来ました。
当時、27,28歳だったと思います。
流石に大学院卒で英語に堪能
展示会などでは外人相手に商品説明に頑張ってました。
心理学専攻と言う事でお客様の心が読めるかも?
営業部に配属され何度か一緒に仕事をしました。
確かに真面目な男でしたが、営業向きでは無く
結局オーセブンを去って行きました。

小さな車一台に家族4人と1匹



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東日本大震災が発生した当時
自分は中部名古屋に居ました。
携帯電話に着信が有り出てみると
H君からの連絡で
「福島から逃げて来たので寄せて欲しい」との事
待っていると
小さな日産マーチにおかあさんと
姉妹、そして柴犬が1匹
荷物一杯で到着しました。
名古屋にいると遠い東北の原発事故ぐらいにしか
思っていませんでした。
彼の自宅は原発のすぐ近くで
ともかく遠くへ逃げる判断をした様です。
彼は「名古屋も安全では無いので
もっと西に逃げた方が良い」。と私に言いました。
先に書きましたが彼は英語が堪能で
横須賀の米軍基地ラジオ放送を聞いて
自分の行動の判断をしていました。
在留米軍の家族に退避命令が出た事で
東京もやばい
名古屋まで来たが
もっと西へ逃げなければと言っていました。
家を失った彼を大変だと思いましたが
自分にはそこまでの切迫感が無く
ともかく一晩休んで考え様と話しました。

西は広島まで逃げました



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その夜は、よほど疲れていた様で4人とも爆睡でした。
柴犬はよほど怖い思いをしたのか気が立っていて
今にも噛み付きそうな気配で落ち着きません。
動物にもご主人の一大事だと分かる様でした。
聞くと、今も元気で生きているが白内障との事でした。
生きているだけで嬉しく思えました。
夜が開けると彼は「もっと西へ避難します」。といい
「あなたも逃げた方が良いですよ」。と誘われました。
自分は、様子を見る事にしました。
まるで、嵐の様な出来事でした。
その後、彼は
広島まで車で避難して仕事も見つけた様でした。
英語の力を活かして貿易会社に就職したと連絡が有り
なんにしても行き先の無い避難放浪から
落ち着く場所が見つかって良かったと思いました。

大宮にやってきた!



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お盆で福島に帰る途中か?
大宮に寄るので会いたい連絡が有りました。
6年振りです。
相変わらず、痩せこけています。
ろくに食事もしていないのか?
心配になるほどですが、元々少食でした。
今回は、帰省かと思いきや
ヨガの先生の公演を聞きに来たついでに寄ったとか
細い体とヨガのイメージがピッタリ似合っています。
生きる事で精一杯の彼がヨガとは
人生に余裕が出来て良かったと思いました。
それから飲みながら色々な話を聞きました。
6年の間には色々苦労をしたようです。
地元を遠く離れての生活
大変だと思います。
原発事故の記憶も薄らいでいますが
多くの人の人生を振り回した事を
関係者は、もっと反省して欲しいと思いました。

まとめ



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会社には人が集まり、人が去る
長く勤める人、新しい道を選ぶ人
人生様々です。
そこには色々な事情が有ると思いますが
会社を去った人が会いに来てくれる事は嬉しい事です。
よく、後ろ足で砂を掛けて出ると言われますが
彼の去り方は自然体だったのだろうと思います。
彼を迎え、数人ですが再び楽しい宴を持て良かった。
今度はいつ会えるか分かりませんが
こんな時間を大切にしたいと思いました。

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